価格 ≠ 価値

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皆さん閃輝暗点という症状をご存知ですか?

昨年の秋、仕事中に目の前に光の輪が広がり
「あれ?なんだこれ??」
と思う間もなく
光の輪の輪郭に三角形のギザギザが点滅しながら現れて
視認性が著しく損なわれてしまいました。
30分くらい続いたかな?

今日も納品された商品を検品中、同様の症状に。
二回目ともなると慣れたもんで
およそ30%くらいの視野で仕事を続行。

けど、気になるのでグーグル先生に聞いてみたところ
先の閃輝暗点だということが判明。

閃輝暗点の後に頭痛を伴う場合と、伴わない場合があるらしく私の場合は後者。

wikiによると
中年の場合で、閃輝性暗点だけあって、その後に頭痛を伴わない場合は、
まれに脳梗塞脳動静脈奇形脳腫瘍や、血栓による一過性の脳循環障害が原因である可能性がある」

マジですか…     ち、中年って。

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本題に戻りまして、ロデオクラウンズのデニムについて少々ご説明を。
トップボタンはクリアコーティングされたビックキャッツアイボタンへRCS W&Wのロゴ入り、オリジナルボタンを使用してます。

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リベットは打ち抜きタイプ、円状の凹部分中央を 凸部分が裏から打ち抜いているものを指します。
このリベット部分、被せるタイプの方が生産上の手間が少なく外れにくいということで
現在は被せタイプが主流になっております。

打ち抜きで外れにくくする手法は、
コストも手間もかかりますが1940年代のデニムパンツに用いられた手法なんです。

画像のリベット凸部分の周辺からデニム生地の端が顔を覗かせているのがおわかりかと思います。

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ジッパーはセミオートマチックタイプ。
この画像のように持ち手を上へあげておくと
力をかけずとも開いてくれます。

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持ち手を下へ下げるとジッパーの爪が噛んでくれて、そうそう簡単には下がりません。

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デニムパンツの印象を左右する、細かい部分のアタリ。
USED加工が施されているとこのアタリの表情がよくわかります。

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生地のつなぎ目、両サイドに出ている部分とつなぎ目中央に見える鎖状のアタリ。

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両開きのシームは1980年以降LEVI'S501に取り入れられた縫製方法。
生地が縮んで身体へフィットするのが特製を持つ501だからこそ
このシーム部分が歪み、デニム生地表面へアタリとなって生じてきます。

今回のRODEO CROWNSのデニムは、ジッパーを採用していることから推測すると
防縮加工が施された生地を使用しているはずです。
(501がボタンフライなのは生地の縮によってジッパーが壊れてしまうからなんです)
その上で501同等のアタリを出すために
シーム部分のロック糸を通常より綿密に、多少糸番手の太いものを採用しています。

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それと生地を繋ぐステッチはシングルではなく、チェーンステッチ。
打ち込み数の多いチェーンステッチは洗うたびに生地を締め上げてくれる効果があり
表面の生地中央部分へ生じる鎖状のアタリとなってくれます。

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ポケットスレーキ、ポケット内側の生地ですね。
これは横糸を緩く織り込んだものを採用、オリジナルプリントを施してアクセントにしてます。

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バックビュー、右バックポケットにあるピスネーム… じゃなくてこれ刺繍なんです。

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最初は通常のピスネームと勘違いしてしまいました…

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ポケット縁を裏返すと、刺繍なのが一見してわかります。

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で、気づきましたでしょうか?
バックポケットの内側にもオリジナルのスレーキを用いているんです。

これはバックポケットへ財布を入れていると
財布の角部分でポケット下部に穴が開くのを防いでくれる仕様。

バイカーの方達がシート部分で擦れることが多く、バイカーブランドでは時折見られます。
また、カウボーイパンツとして用いられることが多いLEEのデニムパンツでも取り入れられることが多いですね。

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これだけ細かい縫製、仕様で生産国はどこなんだろ…  

ああ、やはり倉敷産ね。


日本のデニム縫製、加工技術は世界一と捉えております。
本家アメリカよりも上ですよ…きっと。

デニムの聖地と言われる岡山県、倉敷。



と、まあ…

ここまで説明してまいりましたが
いくら縫製が凄かろうが、拘っていようが「ファッション」なので穿いた時のシルエット、履き心地、カッコ良さが重要です。
シルエット、履き心地、カッコ良さが本当に重要です。


大事なことなんで二回書きました。


ワークウェアー、ヴィンテージウェアーを追い求めるのであれば
拘りやウンチクが重要なんでしょうけど
私たちが扱っている商品はファッション、アパレル。

型紙の段階で何度もやり直して、シルエットを調整する作業が大事なんです。
プラストレンドを意識した色目。

かといって、シルエットが良ければアリなのか?
すぐに破けてしまうようなデニムパンツなんで誰も求めていないですよね。


洋服はコレらのバランスがとても大事なんです。


生地も縫製も良くて、シルエットもカッコいい!
コレもベストではありません。

お金をふんだんに使えばいくらでも良いもの作れますからね。




コレらを踏まえた上で手の届く価格帯の商品。
更にプライスよりも高く見える表情、仕様、デザインが一番重要なんです。

そうでなければお客様は、お買い物をした後の満足感を得てくれません。
ご満足いただなければ、ショップへまた足を運んでくれません。



ここはバイヤーの「目利き」勝負になってきます。
経験がモノをいう部分、と考えてます。



長話となってしまいましたが… 最後までお付き合いいただいた皆様有難うございます。

SPLASHグループの各ブランド担当が
目利きして選んだ商品を是非ご覧にいらしてくださいね。


それでは明日からまた新しい一週間が始まりますが
仕事に遊びに、勉強にバイトに頑張っていきましょう!

それでは今週も皆様のご来店を心よりお待ちしております。



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by splashJapan4 | 2014-04-06 19:32 | RODEO CROWNS
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